2011年 2012年 準指導員検定レポ こんな人が指導員になってよいのでしょうか(笑)
定刻になってもなかなか始まりません。重苦しい空気が流れています。専門員の人たちも半分引きつったような顔つきでいます。
いよいよ結果が入ったPCが到着して合格発表開始です。
まずは講評から
A単位から順に始めるんだけど「次回はこの種目はないですが、谷回りは・・・」とか「先ほどと同じで次回はこの種目はないのですが、横滑りは・・・」とかいう話が延々と続きます。
全体的にはまだ1月の初旬ということもあり、皆滑り込みが不足しているために滑りが小さいとかいうコメントが多かったように思います。
でもさ、3-400人から受検していて全体で講評をされてもあまり実感が湧かないのが実感です。
で、ここからがさらに長いんだな。専門員の人たちが言葉に詰まりながら話をします。まぁ皆結構人生をかけているくらいの勢いで来ている人も多いから仕方ないのかな。
で、いよいよ合格発表前に合格率の発表です。
「20%です(正確には少し違うか)」という言葉に会場がどよめきます。これは少ないというどよめきです。
で、発表の時が来ました。
パソコンで合格者の番号がスクリーンに映し出されます。ちぃにぃの受験番号は183です。
最初のページは関係なく、次のページ、その次のページと続きます。
で、結果は183は有りませんでした。見事に不合格です。
あぁーあと思いましたが、まぁ谷回り落としているし仕方ないのかななんて思っていました。
とりあえず最初の喧噪が落ち着いたときに合格者に対して会場全体から拍手がありました。
ちぃにぃも合格した人に対して「おめでとう」という気持ちから拍手をしました。
が、この拍手なるものが今までの都連の合格発表では初めてのことだったようで、専門員の人たちはびっくりしていたようです。
過去がどうであれ、これはとっても良いことだと思うのでこれからも続いて欲しいと思います。
で、この時点であちこちに「サクラチル」のメールを出しておきました。
最後に検定結果を紙にして希望者に配るところになりました。希望しない人がいるのかどうかは知りませんが・・・
で、その紙を見て最初から???が浮かびました。
単位は全部で4つで、合格が2つです。
え?単位二つ落としたの?と自分の予想と全然違うことに戸惑いながらもう一度良く紙を見ました。
な、なんとA単位は両方とも○です。B単位は大回りが×で、小回りが○。C単位は不整地、フリーとも○です。で、おまけとして理論が×でした。
自分自身の感じと全く異なる結果に戸惑いを感じながらも何度も紙を見返しました。名前が違っていない?などとも見たけど結果は変わらずです。って当たり前だよね。
谷回りが○なのは儲けもので、理論を落としたのがちょっとショックでした。自分ではきちんとかけたんだけどね〜
で、ここからビデオとかを見ながら振り返りです。
×だった理由
・大回り
基本的な動きはそれほど悪くありません。が、しかし致命的な失敗が・・・
3ターン目で抜重要素がでており、自分で落とすのではなく、落とされています。
4ターン目でまたも抜重要素がでており、自分で落とすのではなく、落とされています。
舵取りも甘く、落下幅が大きすぎです。
その結果、ゴール地点までの距離が短くなり、6ターンはできません。5ターンで終わらすのはちょっと・・・感じです。
で、5ターン目に停止するような停止しないような中途半端なターンでスキー板もズレズレで結局、形的にはものすごく小さなほぼ停止するためだけの6ターン目を入れてしまい、5ターン目が停止ではなく普通のターンと見なされたあげく、それが完全に×と見なされました。
これは後で正確な解答を得た内容なので間違いありません。
当たり前の話かもしれませんが、ターン数というのは非常に重要であり、最後の停止までが検定の範囲であるということになります。
良く、停止している部分は見られないんだという人もいるみたいですが、指導員として停止するまで生徒達は見ているということを考えるとそれはそうですよねと思います。これは大変勉強になりました。
・理論検定
これは点数がでていないため何ともいえませんが、自己採点した結果はほぼ合格点が出ていても不思議ではない感じでした。
但し、○○について一つだけ答えなさいとか、簡潔に書きなさいとかいう設問に対して、色々と余計なことを書きすぎていたきらいが有ったようです。何も書かないよりは書いた方が良いというのはあるんですが、設問に対してきちんと回答しないのは逆に減点対象となってしまうんでしょうね。
あとあと良く設問を見てみると、試験当日に理解した内容と細部を勘違いしている箇所がいくつかあったと思います。
それと、良く出る問題に対してきちんとした対策が講じてこれなかったことにより、サービス問題で何点か落としているようでした。
まぁ理論検定慣れしていないことが理由だということにしておきましょう。
いやいや、試験を甘く見ていたからというのが正直なところかな(笑)
でも、実技種目を合格していて理論検定だけが×とならずに逆に良かったと思うことにしましょう。
ということで、今回の検定も無事終了です。
初年度一発合格という淡い夢はあっけなく蹴散らされ、次回のテストへ臨むことになりました。
まぁA単位がないだけましかな、としておきましょう。
ということで、実際の滑りを撮影した動画を載せてみました。
<12 運命の合格発表>