8月に初めての北の大地の記録 六日目
この時期はこんな時間で
開いています

2011年8月4日(木)
朝は静かに明けていきます。
カラスもうるさくなく、ウミネコの声も聞こえません。自動車の通る音もなし。なんて幸せな一日の始まりなんでしょうか。
で、ちょっと外を見てみると過ごしガスがかかっています。でも上空は晴れている感じです。
気温も少し低めだけど、
一昨日までの道東と比較したら天と地ほどの差があります
今日は積丹半島を一周して、それからどこまでいけるか不明ですが、できるだけ北上する予定です。
果たしてどんな一日になるのでしょうか。
積丹ブルーをみることはかなうのでしょうか。
クリック してみて
これが神威岬への入り口です
で、峠を越えたあたりから眼下に日本海が広がってきました。ちょうど南側からニセコの山々にガスが乗りかかってきている感じで、北側(積丹半島側)は晴れているし、風もあまりありません。うーーん良い感じだね。
ワインディングも楽しげに走り抜け、海岸線へと到着です。
ちょっとコンビニに立ち寄って、申し訳ないけれども色々と処分するものをさせていただきました。とっても気持ちよく受け取ってくれてうれしかったりして。
で、ここから岩内市内を抜けて進んでいくと、
この時期ホットな泊原発のすぐ脇を抜けるように走ります。原発関係の車とか通勤の人たちなんだろうけど、車がたくさん発電所の方へ吸い込まれていきました。
それを過ぎると海岸線のすぐ脇を走ると思ったらトンネルを走るような道となります。トンネルは気温が低くてちょっと寒いくらいです。
風も積丹半島の突端に近づくにつれてどんどん無くなり、海も凪いでいます。
なんて思いつつ、朝ご飯の支度を始めます。毎度おなじみコーヒーを淹れながらパンを焼きます。
気温も低すぎないのでお外でお食事です。
で、朝ご飯もそこそこに荷物のパッキングを始めます。いい加減連日荷物のパッキングをしているのでだいぶ要領良くテキパキと準備が進みます。
で、汗をかきかき景色に感動しながら駐車場に戻ってくると結構人がたくさん来ていました。みな上着とか来た状態で歩き始めているけど、きっと後悔するんだろうね〜
我らはお土産などを物色して、のどを潤して(アルコールではないよ(笑))から出発です。
で、準備完了したので神威岬の突端までお散歩です。駐車場から標高を上げていくと目の前にまさに積丹ブルーが広がっていきます。
この景色はすごいの一言。
風もなく海の凪いでいるので、海底が手に取るように見えます。で、遠く水平線を見ると、空と海の区別がつきません。
一体どこまでが空なのか、どこからが海なのか・・・
すばらしいの一言に尽きます。これが見たかったんだよね〜
ライダーの姿に戻りました。
着替えて歩いて大正解。本当に暑かったんだよ。
これぞ積丹ブルー 神威岬の様子を大きな画像で
で、そんなことに感激しながら神威岬の突端へと続く道を歩きます。かなり危険な場所なので安全対策はばっちりです。でも風が強いときはちょっと、いやかなり危険な感じです。少しでも風が強いと通行止めになるのも理解できます。
遊歩道を歩きながら、北の大地特有の海岸線に咲く高山植物達のお出迎えに感激しながら、海の青さに感激しながら、汗が噴き出すのをぬぐいながら先へと進み、いよいよ突端に到着です。
いやー感激感激。
本当にきれいな海
これだけきれいな海は見たことありませんって感じかな
で、いよいよ神威岬の駐車場へと入っていきます。朝もそこそこ早いのであまり観光客はいません。
ここでちぃにぃはそそくさと
ライダーパンツを脱ぎ捨て、短パン姿になります。上着も着替え、靴も履き替えまるでライダーではありませんって格好に変身です。
だって、暑くてライダーの格好していたらたまらんって感じなんだもんね〜
そんなこんなしている間に荷物のパッキングと相棒への積み込みは終了です。いよいよ積丹半島へと向かいます。まずはニセコパノラマラインという道を北上します。ニセコ連峰と名付けられた山間を駆け抜けます。
山間ということも有って風が結構強いのでこれから先の行程がちょっと心配です。だって風が強いと神威岬は通行止めとなってしまうからね〜
そうこうしていると、ニセコアンヌプリからお姉さん?おばさん?+ガイドさん?の5人組が下山してきました。この時間に下山してくるところをみるとかなり早い時間に登り始めたんだろうな。ひとしきりおしゃべりしてからみなそれぞれの車に乗って散会していきました。
もしかしたら、地元の人って感じだったし出勤前登山だったりして。だとしたらパワフルだよね〜
この画像は今パソコンの壁紙になっています。
高山植物の象徴の一つ
ハクサンフウロです。
これが海岸線の近くで見れるのは北の大地のみです。
      
メインへ
戻ってきたので記念撮影です
こんな道を歩きます
ちょうどウニ漁の最盛期みたいです。
小さな船が沢山漂っていましたよ
麓の方は晴れている感じです。
なんか良い感じだよ〜
本当に空と海の区別がつきません
ちょっとしたアップダウンがあります
風がなければ危険なところはありません
地層がよく見えます。
理科の勉強だね(^_^)
これも高山植物の一つ
タカネナデシコです
先端までは歩くしか有りません
片道20分ほどかな