まず最初に単純な感想です。
こんなレベルで準指導員となってしまって良いのでしょうかって感じかな。
確かにスキーは上手になっているかもしれないけど、まだまだ発展途上であり、駄目なところも沢山有るんだけどね〜
まぁここがゴールではなく、スタートだということとして理解をしておきましょう。

次に2年間を振り返っての感想です。
長いようで短かった2年間でした。去年は日本でも未曾有の震災のため検定中止ということも経験し、今年は1月から検定がありそのまま3月にも検定というハードでタイトなスケジュールのなか、慌ただしく過ぎていきました。
今まで30年近くスキーをしてきて、1級に合格して2年くらいが過ぎていますが、この2年、正確に言うと今年の数ヶ月の上達度合いは今までの期間の中で一番良かったように思います

改めてスポーツというのは感覚ではなく理論であり、また理論を身につけた上で感覚になるということを実感しました。
まぁこれはスポーツだけではなく、仕事の中でも同じようなことが言えると思うのですけどね。

準指導員の講習・検定について
検定は種目です。うまさではありません。当然うまくなければNGなのは当たり前ですが、決められた運動を決められた通りに実践するという演技種目です。テーマを与えられ、それを理屈で理解して、それを体で表現するということです。
まぁ色々なことを言う人はいますが、ちぃにぃとしては今回の谷回り、内足主導、二軸運動意識などはかなり理にかなった方法論であり、その結果である「自然で楽なスキー」というのはよく考えられたものだと思います。
確かにA単位の特に谷回りの制動系などは初心者に取っては意味不明・理解不能・実践不可能だとは思いますが、1級レベルにある人が上達するためのアプローチとしては非常に良いものだと思います。
スキーをうまくなりたいと思っている人は準指導員検定・養成講習会に参加するのは良いと思います。

で、トータルとして
世の中に認められている資格を取ると言うこと。仕事で必要な訳でもなく、特別な利益が生じる訳でもなく、勲章になるわけでもなく、単なる自己満足でしかない資格ではありますが、というよりそういう資格であるからこそ、価値があるように思います。
自分の意思で時間・費用・頭をこれだけ使う機会はなかなか無いと思うし、それに応じた成果(合否でななくね)があるような経験はとても良いと思います。
仕事だけをやっている、仕事をするために生活しているという生き方ではなく、自己実現のために生きているということを実感できました。
仕事で疲れた頭を切り換えることができ、結果的にそれが仕事にも生きてきており、さらにそれが自己実現のために役に立つという非常に良い循環があった2年間だったような気がします。

で、最後に
やったねVvvvvvvvvって感じかな

2年後には正指導員検定を受検する資格ができます。
挑戦するかどうかは今のところ決めていません。
お次はプライズ検定かなって感じです。

とまぁかなりの長編・駄文におつきあいいただきありがとうございました。

ここまでのお話は、ほぼ実話に基づくフィクション・個人的な感想であることを再度お断りしておきます。

見出し
    
2011年 2012年 準指導員検定レポ  こんな人が指導員になってよいのでしょうか(笑)
<18 終わりに>