基本的に終わったよ

今日、地方裁判所の一室で、原告であるちぃにぃが被告に対しておこしていた
訴訟の和解が成立したよ。
裁判官の人が入室してからものの2-3分でお終い。
実にあまりにもあっけない結末だった。

これがテレビドラマなら、ジャジャーンンなどといかめしい音楽と共に、CMをはさみながら劇的な場面にしたかもしれないけど(笑)、現実とはいかにあっけないものなのか・・・・でも、基本的にこれで終了です。後は相手方の保険会社から賠償金などが振り込まれて完全に終了となります。

これで、
2004年11月23日に発生した事故に対する実質的な手続きが全て終了したことになる。
実に長い年月がかかったものだ。
約4年間。この間、怪我と戦い、相手保険会社と戦い、医者と戦い、弁護士と戦いながら色々と勉強してきた。
それがようやく終了したわけだ。

感想は
いやー長かったな〜
事故があったという事実については、今やどうでも良いです。
加害者に対しては、相手にする気にもなりません。
裁判の結論については、特にありません。
全てが終わったと言うことについては、うーーんそうだな〜・・・・
なんとも言えない
というのが正直な所かな。なんか、あまりにも長い期間が経過しているので、すぐに実感が湧かないのかもしれないけどね。
今回の事故が合って以来、本当に色々なことがあったな。
そして、色々な状況が変化したな。
・・・
いや、変化したのは状況や回りでは無く、
自分自身が一番変化したと思う。
今、入院中に書いた事故との戦いを読み返してみたが、その中でも
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退院した後に、今回の事故のことをどの様に思うか、自分の生き方が果たして変わるか、人生観が変わるか。
変わるようにも思えるし、変わらないようにも思える。
でもほんの少しは何かが変わると思っている。決して大きく変わることは無いと思うが、何かは変わると思っている。それが何なのか、ちょっと興味がある。
-*-*-*-*-*-*-

と書いていたが、人はそれほど簡単に変わることなどできないし、自分が何物かということについて諦観を持っているわけでは無いので、
何を持って変わったことになるのか、また事故によって変わった部分と、もともと人間が日々暮らしていく内に変化していく部分との差異がどの程度あったか、そんなことがきちんと測ることはできない。
でも、絶対に何かが変わったと思うんだよね。
変わったというか、自分自身を正直にありのままを出す様になったというか・・・
まぁ微妙な書き方だと思うし、うまく伝えることは絶対にできないんだけどね。
またしばらくしてから、今までのことを振り返っていきたいと思う。
独り言として、アップするかもしれないし、アップしないかもしれない。
とにかく、もしかしたら事故後数日から始めた事故との戦いは、基本的に終了です。
色々と応援していただいた人たちに本当に感謝します。
原因がなんであれ、ご心配をおかけして本当に申し訳ありませんでした。

とりあえず、今日はけいこと二人で祝杯でも挙げようと思っています。

では、また
  終わりへの道のり