第二回公判に行ってきた。
今回の公判の話題は、
被告側が原告の訴えのなかのどの案件を争点とするかということを表明するというもの。
で、実際の裁判でその争点をいうのかと思ったら、
準備書面というものを被告側が事前に提出していて、その内容を確認するだけという手続きがあっただけ。
それと次回の日程の調整を行っただけ。
時間にして約5分くらいで終了です。
で、準備書面に書かれている内容というものは

請求に対する認否
1.交通事故の発生について
 認める
2.責任原因について
 認める
3.原告の負傷の程度、入通院などの状況等について
 負傷の程度
  認める
 入通院の状況
  訴状の書証番号の引用に誤りがあるので、原告が書証番号を整理した後に認否する
4.原告の損害について
 治療費
  認める
 付添看護費
  認める
 (続く)・・・
 逸失利益
  認否を留保する
  理由・・・・
 慰謝料
  慰謝料の増額自由があるという原告の主張については争う
 後遺障害慰謝料
  認否を留保する
   後遺症の認定結果の正当性について診療記録などを精査した上で認否する
 弁護士費用
  争う
被告らの主張
 
原告の診療記録などを取付中であり、これらが全て揃った段階で、その内容を精査し原告が後遺障害等級○○級に認定された認定結果の正当性について検証した上で、具体的な主張を行う予定である
などなどということが書かれているんだ。
この様なことを見て、裁判の進み方を見て、正直に思ったところは
はっきり言って税金の無駄遣いではないかと思う。
法曹界にいる人たちにとって、この様なやりとりというのはごく普通のことなのかもしれないけど、もう少し合理的な進め方があるのでは無いかと思う。
いままで散々相手の保険会社と色々なことを争ってきて、それが
裁判になると、全てが最初からやり直しになるわけだ。
それが診療記録の収集からである。
しかもその内容を確認するということも改めて行うわけだ。
まあこの様な対応をするのは解らないでも無いけど、でももう少しやり方があったも良いのではないかと思う。
前回2月に第一回公判を行い、今回を経て、次の裁判は5月の中旬になるわけだ。
その時になって
やっと被告側は具体的な主張を行う「予定となっているんだ。
なんだかな〜って感じでしょ。
まぁちぃにぃとしては急ぐ話ではないし良いんだけどね。
でも、全ての訴訟について簡単に解決する必要は無いと思うけど、
既に事実が確定していることの裁判については、何かを根本的に変えなければいけないと思う
どう見ても税金の無駄遣いとしか思えない。
って、その税金を無駄に使う行為をしているちぃにぃがいうことではないかもしれないけどね(笑)
ということで、次の公判まではしばらく日が空くけど、また色々思うことを書いていきたいと思う。
  終わりへの道のり