2007GW海上で結んだ西日本周遊の旅 八日目(最終日)
さて、本日が最終日。
結構早い時間に目が覚めてしまい、朝ご飯をお願いしていたので、その間のんびりと散歩などして過ごしました。ちょいと琵琶湖でも見てみようと歩き始めたんだけど、余りに遠いから途中で引き返してきました。
それでも時間があるので、置いてある自転車を見たり、回りにいる人たちとおしゃべりをしたり、コーヒーを淹れたりしながら時間をつぶします。
天気は上々。雨の心配もなさそうなので、やはり今日の内に家に帰ることにします。
ようやく長い昼食時間もおわり、後は家に帰るだけ。
本当は国道一号を走って高速代を浮かそうかと思ったけど、なんか気が乗らず、しかも時間もかかるからすぐに高速に乗ってしまいました。
早く帰ってビール飲みたいしね。
高速道路は追い風だったこともあり、100km超の走行も気にならずにがんがん距離を伸ばし、海老名まで到着。
一休みしてガソリンを入れようかと思ったらなんと大渋滞。これに並ぶの?
いやだから先に進もうと思い、走るけどすぐリザーブ。やばいガソリン持たないぞ。ということで急遽大井松田で下道に降りてガソリン補給。
ここから小田厚でも走ろうかと思ったけど面倒だったのでそのまま東名へ逆戻り。何やっているんだかね(^o^)
無事東名を走り終え、首都高を快調に飛ばして我が家に到着。
長いようで短いGWの旅も無事終了。
本日の走行は527km。まぁ移動のみだからこんなものかな。

↑食べ方の解説がありますので
この通りに食べてみました

この道はほぼ真東に向かっているし、山の中を走るから快適&時間と距離の節約になります。
天気はとても良くちょっと暑いくらいだけど、快適に距離を伸ばします。途中休み休みしながら伊勢湾岸道路に出ます。
ここからは行きの失敗を繰り返さないように高速を使用します。国道も良いけど、混雑は勘弁だからね。
途中休憩のためにSAに入りのんびりしていると
携帯電話が鳴り出しました。
おや?一体誰だ?と思ったら「
近江八幡ユースですが、ちぃにぃさんの電話ですか?」ときた。
一体何かと思って尋ねると「
ETCカードとクレジットカードを忘れてます」だってさ。
いやはや参ったね。高速道路はマイレージをためるためにETCカードを使おうと思っていたし、クレジットカードはENEOSカードでガソリン淹れるのに使っているものだし。
どうしますかと聞かれたので、「着払いで結構ですので、自宅に郵送してください」とお願いして起きました。
どうやら、ウエストバックの脇にいれておいたカードが何かの拍子に出てしまい、そのままになっていたみたいです。
でも、何処に紛失したか若ならいよりましだよね。
出雲大社のおみくじにある「失いもの出てくる」というのは当たっていたね。まぁ何にせよ、ラッキーなことには間違いないよね。
で、これからの高速代とかガソリン代をどうするかというと、こんな時のためにクレジットカードをもう一枚用意していたんですよ。
出かけるときは忘れずにのアメックスでは無いけど、予備として銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体になっているものを持っていました。
備えあれば憂いなしだね。って、その前に落とすなよってヤツだね(^o^)
でも、高速の出口であたふたしないで良かった良かった。
ということもあり、さらに高速を使うのも癪に障るのでとっとと高速を降りてしまいました。ここからは国道23号線を太平洋へ向かって進み、浜名湖と海の間を通り抜け、磐田方面へと向かいます。
で、そろそろお昼時になってきたので、どこで食事をしようかとツーマプを眺めていると「
天然うなぎ」の文字が。
良しこれだということで、うなぎの中川屋というお店に向かいます。
ここは明治10年創業で、とても伝統があるお店。ここの「うなぎとろろ茶漬け」がお勧めとツーマプにも書いてあり、以前から気になっていたのでちょうど良い機会です。

←自転車なのにリアディスクなんだよね

←見た目にも美味しそうでしょ(^o^)

で、料理が来るのを待ちます。待ちます。待ちます。なかなか来ません。
でも、ここまで来るとそれはそれ、意外に待ち時間が気になりません。
で、30分後にようやく待ちに待った「
ウナギとろろ茶漬け」が到着します。
この料理には食べる順番が有るそうです。メニューにお勧めの食べ方が書いてあるのでその通りに食べます。
黙々と食べます。食べます。食べます。

←朝ご飯まで時間もあったし、本日分の
コーヒーをおとします

     

↑フロントサスペンションは標準装備
ディスクブレーキは当然だね

感想

我が相棒とは年に数回ロングに出るだけなんだけど、年間走行距離が5000-6000kmにもなるのは何故だろう。
って、単純に走り過ぎだからだな。
デモ、走らないと物足りなく思えてしまうんだもん仕方ないでしょ。
それにしても毎日平均して300km以上。ただ走るだけでなく、しっかり観光もして。いやはや自分でもよく走ったと思うよ。
中国四国地方のガイドブックに出てくるような場所ばかりを駆け抜けた8日間。
ざっと並べると
関門海峡、下関、毘沙門の鼻、晋作旧跡、秋吉台秋芳洞、萩、温泉津、出雲、松江、宮島、原爆ドーム、道後温泉、四万十、足摺岬、四国カルスト、桂浜、酔鯨、はりまや橋、高知城、剣山スーパー林道、讃岐うどん、鳴門渦潮、北淡震災跡地、近江八幡、浜松うなぎ
って感じかな。
ロングツーリングを全て一人で走るのは初めてだったけど、なかなか楽しいよね。でも一人なので走りすぎてしまうのが玉に瑕だな。
本文に色々と感想を書いているので事細かには書かないけど、一番印象に残っている場所はどこか・・・・
ぱっと思い浮かぶのは
原爆ドーム、スーパー林道、渦潮、北淡ってな感じか・・・
でも、どれも捨てがたいな。
とまぁこんな所で止めておきます。
長い文章と長期にわたるダラダラした連載にお付き合い頂きありがとうございました。
感想などあればBBSにでも書いてもらえたらうれしいな(^o^)
日付 OD TRIP 出発地 到着地
4月28日 6276 629 自宅 泉大津
4月29日 6905 382 新門司 出雲
4月30日 7287 316 出雲 松山
5月1日 7603 400 松山 四国カルスト
5月2日 8003 250 四国カルスト 月ヶ谷
5月3日 8253 228 剣山林道
5月4日 8481 424 月ヶ谷 近江八幡
5月5日 8905 527 近江八幡 自宅
3156
日付 給油場所 走行距離 消費燃料 料金 単価 燃費
4月28日 足柄 141 5.4 707 131 26.11
蒲郡 212 7.3 968 133 29.04
奈良 199 8 948 119 24.88
泉大津 74 2.9 378 129 25.52
4月29日 171 6.9 844 123 24.78
松江 174 6.1 805 132 28.52
4月30日 雲南 161 6.3 875 139 25.56
松山 193 8.2 1008 123 23.54
5月1日 中村 164 6.54 915 140 25.08
雲の上 182 6.9 855 124 26.38
5月2日 桂浜 146 5.6 773 138 26.07
月ヶ谷 131 5.1 700 137 25.69
5月3日 奥物部 151 7.07 954 135 21.36
月ヶ谷 108 5.59 794 142 19.32
5月4日 淡路 228 8.5 1185 133 26.82
近江八幡 184 7.23 918 127 25.45
5月5日 浜松 228 8.62 1086 126 26.45
大井松田 187 7.7 1001 130 24.29
守谷 122 4.9 592 121 24.90
合計 3156 124.85 16306 130.6047257 25.28

←お茶をかけて、ウナギ茶漬けにします


朝ご飯です


最後にとろろをかけて、いただきます

45分が過ぎ、回りのお客も「どの位待ちます?」と店員さんに聞くが答えは「何とも言えません
でも、ここまで待ったからには待たなくてどうする!と思い半分あきらめの境地で待ち続けます。
約一時間程経過したときに「ちぃにぃさん」と呼ばれます。
中にはいると広間でお客さんが待っています。ちぃにぃも6人かけくらいの座敷のテーブルに座り、メニューを見て
注文を取りに来るのを待ちます。待ちます。待ちます。でも誰も来ません
ようやくお店の人がやってきて、ご注文は?と聞かれたので当然「ウナギとろろ茶漬け」をお願いしました。
12:30頃にお店に着いて、名前を書き込みしばし待つことに。
でも結構並んでいるんだよね。どの位待つのかな?と思いつつも、旅の記録などを付けながら
待つこと30分。全然待っているお客が減りません。
でも、ここまで待ったのだからもう少し待つかと思いまた
待つことしばし・・・呼ばれません


琵琶湖だよーん
瀬戸内海より広いか?

朝ご飯を食べ、準備を済ませていざ出発です。
今日は夜までに家に帰ればよいから出来るだけ下道を使って高速代を浮かします。その代わり何か美味しいものでも食べようと思っています。
8時頃に近江八幡ユースを出発。まずは琵琶湖を目指します。といっても、バイクで5分も走るとすぐ着くくらいの距離なんだけどね。
とりあえず琵琶湖をバックに記念撮影を済ませてから、東名高速を走ると非常に遠回りなので、国道421号線を走り、向かうは三重県です。
うまいです。かなりうまいです。いや生涯で一番うまいウナギです。ウナギってこんなにも美味しいの?っていうくらい美味しいです。
スーパーで売っているうなぎなどとは違います。品川とか神楽坂のウナギ専門店で食べたウナギとも全然違います
何が違うかって?それは実際に足を運んで食べてください。
美味しいと思うこと間違い無しです。これだけの時間を待つだけの甲斐は有りました。
値段はちょっと高いですが、そうそう食べるものでも無いので奮発してみてもよいかもしれませんよ。
一応
ちぃにぃの好みを行っておくと、とろろは無くても良いかなって感じです。
ウナギの脂ととろろのバランスが美味しいんだけど、ちょっとしつこすぎる味になってます。
でも、これは好みだね。まぁメニューに書かれている食べ方だと3種類の味が楽しめるからそれはそれで良しとするかね。

↑鯉とかブラックバスが釣れると言っていました

↑宿の目の前には運河があります

←これがユースの全景です。
大きな農家の家だったみたいです