2005.11.3 紅葉を目指して北茨城へ その1
      
さて今日は今年最後となるであろうバイクツーリングの日です。
祝日なのでけいこは不参加ですが、ともえさんとあこちゃんと3人での紅葉を愛でながら北茨城を走るコースです。
今回のコースは「袋田の滝」と「花園渓谷(知らないよね誰も(笑))」と太平洋を望む五浦で温泉が主目的です。
あれだけ日本各地を放浪している(^^)ともえさんが何故か袋田の滝に行ったことがないという事実が判明したため、今回のコースを走ることになりました。
普通このあたりを走ると林道というお土産があるのですが、今回はあこちゃんがアメリカンなので、久々の純粋なるツーリングです。
で、集合は毎度の事ながら居酒屋守谷ということになり、毎回学習効果がないと反省しつつも楽しい夜のひとときを過ごしながら色々な噂話にお花満開でした。
今回はいつもと違う!何が違うかというと、ビール以外のお酒が出てこなかった(笑)しかもねたのが12時頃。2時ではありませんよ。12時です。なんてすばらしいんでしょうか。
過去幾度も痛い目に遭ってきた経験がなせる技なのか、単に年をとってきたからなのか(爆)
←出発前に記念撮影を

燃料を補給しました
ということで無事朝を迎え、出発は7時。朝ご飯をしっかり食べてからいざ出発。
天気予報は曇りだったけど、お日様も顔を出し始めているのでGoodかな。この時期は晴れると晴れないとでは気温差が激しいので助かります。
まず目指すは袋田の滝。
常磐自動車道を那珂ICまで走りそれから常陸太田市から旧水府村へ抜ける大好きな道をのんびり走ります。
さすがに紅葉シーズンだけあって、高速道路も車が沢山走ってます。勢い余ったのか、左側のガードレールを乗り越えて進行方向逆無に土手に乗り上げている自動車までいました。乗っている人たちは無事だった見たいですが、見た方もびっくりですが、恐らく空を飛んだ本人達が一番びっくりしていたんでしょうね。皆さんも車の運転には充分気をつけてくださいね。
↑友部SAでちょっと休憩です
高速道路を降りて、旧水府村へ抜ける道へと向かいます。ここには一部では悪名高いふるさと創生一億円のなせる技である龍神大吊橋という意味不明の橋が架かっていることもあり、狭い場所では車一台しか走れない道なんですが、結構交通量が多いんです。
案の定所々で渋滞でした。って、何か様子がおかしいなと思ってよく見ると、初心者マークを付けたレガシィ号が道ばたに勢いよくつっこんでいるでは無いですが。あの様子だとかなり勢いよくつっこんだようでした。アクセルとブレーキ踏み間違えたかななんて余計な事を思いながら車を横目で見つつ「あらら大変ね」って。ちょっと可哀想だったので写真は撮りませんでした。写真撮影していたら喧嘩になるかもしれないしね^^

だいぶお日様も高い場所にあがってきたので少しぽかぽかしてきた頃に無事袋田の滝付近に到着。
で、参った。あまりの人と車の多さに本当に参りました。さすが紅葉の名所「袋田の滝」日本三産名瀑の一つ「袋田の滝」茨城では数少ない全国区の知名度がある「袋田の滝」
こんな時バイクはラクチン。既に歩道に2−3台止めてあったので、そのすぐ後ろに余裕で駐車です。ここからは歩いて袋田の滝まで散歩です。
←袋田の滝手前の紅葉です
まだ少し早い感じかな
↑こんな混雑のなかトンネルに入ります
↑長いトンネルを抜けると
↑見事な袋田の滝です
袋田の滝に行くにはトンネルをくぐらなければなりません。でもこのトンネルが有料なんです。一人300円。
まぁ高いか安いかは非常に微妙なところかな。
で、トンネルの入り口で入場券を購入しようと進むと、ここも人人人。今まで数回袋田の滝に来たことはあるが、ここまで混んでいるのは初めての経験です。さすが「袋田の滝」ってしつこいよね(笑)
川端康成の名作に「トンネルを抜けるとそこは・・・」というのが有りますが、ここもまさにその通り、「トンネルを抜けると袋田の滝」です
お金を払わないと手前側のしかも端っこからしか滝が見えません。まさに観光用の名瀑と化してます。
←役人が造ると看板もこんなに律儀になります
笑ってしまうよね。まったく

少し違う場所からの袋田の滝です
なんだかんだ行ってもさすが袋田の滝。見事な姿を見せてくれます。でも紅葉真っ盛りにはあと1週間ほどかかるかなって感じだったのがちょっと残念でした。
記念撮影も無事終了したので、行きとは別の道から戻ります。
ちょうどお昼少し前だったので小腹が空いていたので先ほどから良いにおいをプンプンさせている柚子里芋こんにゃくを頂くことにしました。
里芋が炭火であぶられホクホクでとっても美味しかったです。
←里芋を焼くととっても美味しくなります^^

バイクがとにかく沢山止まってました
バイクを置いてある所に戻ってあらびっくり。来たときは我ら含めて6−7台だったバイクがなんと何十台も並んでいるではないですか。
赤信号みんなで渡れば怖くないの標語通り?先人達の知恵?を参考にしたのか。
歩道にオートバイを止めてはいけないとは知りつつも「俺だけじゃないよ」攻撃はまさに見事でした。
でもね。大きな観光地にはあるけど、バイクの駐車場?駐輪場ってこの辺りにはほんとに無いんだよね。なんて、まさに「だってしようがないじゃない」攻撃炸裂でした。
とか言っている内に袋田の滝を無事脱出し、矢祭方面へと向かいます。ここで以前行ったことのあるそば屋を目指しましたが、おそれていたとおり本日休業でした。余りに小さな個人がやっているお店なので、恐らく気まぐれにあいていることがある程度なんでしょうね。
めげずにさらに北上を続けます。ガソリンも減ってきているのでGSとそば屋を探しながら走ると、対向車線のダンプカーがパッシングしてくるでは無いですか。
でも、それ以外の車は誰一人として何も相図してくれません。でも、とっても嫌な予感がしてしようがありません。こんな時は本能の赴くまま、アクセルを捻る手を思い切り戻します(笑)
数キロ走っても何事も起こりません。でもまだ安心はできません。ここはほぼ一本道の国道だから。
案の定しばらく走ると妙に長い直線道路が出てきました。遠くから見ていると大きなパンダさんが道をUターンしているではありませんか。
こちらから見ると真正面に停車しています。でも反対車線からは木の陰に隠れて見えません。
いい気になって、「最高速チャレンジ」なんてしゃれ込んだ人がいたら絶対にアウトですね。
やっぱり嫌な予感は大切にして良かった良かった。あとで話たらともえさんもしっかり気が付いていたそうです。
ライダーの本能恐るべしです(^^)

で、本題のガソリンスタンドとそば屋なんですが全然ありません。少し街中みたいな感じの所でやっとガソリンを入れたんですが、食事をするところがありません。このあたりは観光地でも無く、外食をする習慣も無いのかあるのは飲み屋だけ。
しばらく行くと道の駅があったので、ここにはさすがに食堂はあるだろうということで早速止まってみました。
大丈夫。ちゃんと食堂がありました。ここで早速おそばをたのんで一服です。